外出先からでもXMedia Recodeの使い方や小技を参照できるように作成した、自分用Tipsです。
CUIでのオプションと設定値を文字入力することと比べて、GUIで設定値を選択や指定できるため視覚的に解りやすいものの、省略してもよい項目も設定値を指定する必要があります。
XMedia Recodeで「時間をかけて高画質に」や「ビットレートを上限に」のような目的に応じてエンコード(圧縮)の設定を調整する際の資料です。
基本的にエンコードが高度になるほど同じビットレートでも画質が上がるか同じ画質でも容量が減るメリットがありますがエンコード時間は長くなり再生負荷は上がります。
モード | 品質(CRF) | 2-Pass 平均ビットレート |
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概要 | 全体的に最良の品質を目指す。 | データ量を調整する。 |
メリット | シングルパスで最大の圧縮効率。 | ビットレートとファイルサイズを限度に合わせることができる。 |
デメリット | ビットレートを制限できない。 | 処理に時間がかかる。 |
詳細 |
CRF値は、8ビットでは0(ロスレス)〜23(デフォルト)〜51、10ビットでは0〜63を指定します。 劣化を感じるのは18以上とされています。 +6でビットレートが半分に、-6でビットレートが2倍となります。 |
2パス(品質向上ではなく、ビットレートをより正確にする)を利用できる。 |
VLC | CABAC |
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Baseline Profile用 | Main ProfileとHigh Profile用 |
処理量:少、圧縮率向上効果:小 | 処理量:多、圧縮率向上効果:大 |
Windows 10 (Pro 21H1 64bit) + XMedia Recode 3.5.5.2
XMedia Recodeでエンコードを開始するとすぐに停止〜自動的に終了してエンコードできない。
映像 > レート制御モード が「2-Pass 可変ビットレート」の場合は、「可変ビットレート」または「固定ビットレート」に変更する。
Windows 10 (Pro 21H1 64bit) + XMedia Recode 3.5.5.6
XMedia Recodeでエンコードを開始するとすぐに停止〜自動的に終了してエンコードできない。
イベントログの障害が発生しているモジュール名はffmpeg.dll。
XMedia Recode (64 bit) Installerではなく、GPUに対応するXMedia Recode Installer (64bit) for Nvidia GPU driver 397.93 or higher(3.5.5.3)を使用する。