画像の作成・編集・変換で使用するために厳選した無料で使えるグラフィック制作ソフトウェアの一覧です。
無料でマルチプラットフォームを優先し、機能と使用感を試した結果、これらを選びました。
このサイトの画像もこれらのソフトウェアで制作しました。
ウェブサイト・ウェブページ(ホームページ)で使用する画像は、GIF・JPEG・PNGといったラスター形式(ビットマップ系)のファイルが必要なため、主にInkscapeで正確な形を作り、立体化が必要な場合はBlenderを利用、それらで書き出したPNGをGIMPで変換します。
■カテゴリー | 2次元グラフィック(ベクター・ドロー(SVG)) |
■プラットフォーム | Linux・macOS・Windows・他 |
■ライセンス | GNU GPL |
■開発・配布(ダウンロード) | Inkscape |
PDF互換で保存されたAIファイルの読み込みとPDFに変換して書き出しができるほか、PNGのようなラスター系(ビットマップ系)ファイルの書き出しもできます。
ピクトグラム・アイコンをはじめ、ウェブ用のインフォグラフィック・バナー・メインビジュアルや映像(動画)用のタイトル・テロップ、印刷用の名刺・看板のように、小さいものから大きなものまで様々なサイズのデザインデータ制作に利用できます。
1.0未満のmacOS版は、XQuartzが必要です。
1.2 | 選択オブジェクトの原点を左上から選択に変更。 |
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1.1 |
エクスポートがPNGのみからJPEG・TIFF・PNG・WebPに変更。 貼り付けが選択オブジェクトの前面に変更。 |
1.0 |
ページの原点が左下から左上に変更。 機能拡張がPython 3と互換に変更。(Windows版のバンドルはPython 2から3に変更。) |
0.92 | デフォルトの解像度が90dpiから96dpiに変更。 |
詳しくはInkscape Wiki > Release notesをご覧ください。
■カテゴリー | 3次元グラフィック |
■プラットフォーム | Linux・macOS・Windows・他 |
■ライセンス | GNU GPL |
■開発・配布(ダウンロード) | Blender(英語) |
モデリングはBlender単独でもできるほか、Inkscapeで作成したベクター系のSVGファイルをインポートして立体化することもできます。
三次元データはウェブサイトで利用するglTFやゲームで利用するFBXに変換して書き出しができるほか、レンダリングしてPNGのようなラスター系(ビットマップ系)ファイルの作成にも利用できます。
モデリング技術と合わせて、材質・カメラ・照明の知識も必要です。
4.0 |
Principled BSDFのレイヤー順を変更し設定項目を追加。 カラーマネージメントのView Transformに「AgX」を追加し、デフォルトを「Filmic」から「Agx」に変更。 |
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2.8 |
マウスでの選択のデフォルトを右クリックから左クリックに変更。 レンダリングエンジンの「Blender Render」を廃止、「Eevee」を追加、ビューポートは「Workbench」に変更。 マテリアルの設定はレンダリングエンジンの変更に伴い「Principled BSDF」などを使用。 |
2.5 | GUIを大幅に変更。(ショートカットへの依存度が下がる) |
3.0からはバージョンの管理方法が変更されました。
バージョンアップを行うと旧バージョンで作成したファイルのマテリアルの再設定などが必要となる場合があります。
詳しくはBlender > Release Notesをご覧ください。
■カテゴリー | 2次元グラフィック(ラスター・ビットマップ) |
■プラットフォーム | Linux・macOS・Windows・他 |
■ライセンス | GNU GPL |
■開発・配布(ダウンロード) | GIMP(英語) |
InkscapeやBlenderなどで作成した画像ファイルの加工や合成とGIF・JPEG・PNG形式への変換に利用できます。
■カテゴリー | ページレイアウト |
■プラットフォーム | Linux・macOS・Windows・他 |
■ライセンス | GNU GPL |
■開発・配布(ダウンロード) | Scribus(英語) |
■カテゴリー | PDLインタプリタ |
■プラットフォーム | Linux・Windows |
■ライセンス | デュアルライセンス(再配布する場合の条件によって選択) GNU GPL(オープンソースAGPL) Artifex Licensing(商用) |
■開発・配布(ダウンロード) | Ghostscript(英語) |