その他のソフト
Windows コマンド

Windowsで通常使用するエクスプローラーのGUIではできない操作も可能なコマンド プロンプトとPowerShellで実行するCUIによるWindows コマンドの一覧です。

コマンド プロンプトの起動
Windows 10 (Pro 22H2 64bit)
スタートメニュー > Windows システム ツール > コマンド プロンプト
スタートを右クリック > ファイル名を指定して実行 >「名前」に「cmd」を入力して実行
PowerShellの起動
Windows 10 (Pro 22H2 64bit)
スタートメニュー > Windows PowerShell > Windows PowerShell
  • 管理者として実行する必要がある場合があります。
  • 各コマンドに「/?」を指定して実行するとヘルプが表示されます。
  • 「[...]」部分は状況に応じて変更します。

注意

  • 小さな間違いで大きな損害が出る可能性があるため、実行には細心の注意が必要です。
  • 可能な場合はバックアップを用意してから行うことをお勧めします。

全般

ウィンドウに出力された文字を消去

Windows 10 (Pro 22H2 64bit)

コマンド プロンプトPowerShell

新たに処理を行う際に、その開始位置が判りやすくなります。

cls


シェルを終了

Windows 10 (Pro 22H2 64bit)

コマンド プロンプトPowerShell

exit

プラグアンドプレイデバイス関連のコマンド

デバイスを無効にする

Windows 10 (Pro 22H2 64bit)

コマンド プロンプト

「pnputil」コマンドで、「/disable-device」に「デバイスインスタンスID」を指定して実行する。

pnputil /disable-device ["デバイスインスタンスID"]

タッチパネルが暴走してゴーストタッチが頻発する際は、batファイル化して管理者として実行の設定をしたショートカットを利用します。
デバイスを無効にしても自動的に有効にされる場合はタスク スケジューラで定期的にbatファイルを実行します。

ストレージ関連のコマンド

ストレージの内容を完全に削除

Windows 10 (Pro 22H2 64bit)

コマンド プロンプト

コマンド プロンプトからDiskPartを起動して(新たなウィンドウ)コマンドを実行します。

  1. DiskPartを起動

    diskpart

  2. ストレージの一覧を表示

    DISKPART> list disk

  3. 対象とするストレージを選択

    DISKPART> select disk [ストレージの###]

  4. 完全に削除
    すべてのセクターが「0」で上書きされ復元が難しくなります。

    DISKPART> clean all


ボリュームのファイルシステム情報を表示

Windows 10 (Pro 22H2 64bit)

コマンド プロンプト

ストレージを初期化する前などに、現在のフォーマットとアロケーションユニットサイズを確認できます。

コマンド プロンプトからDiskPartを起動して(新たなウィンドウ)コマンドを実行します。

  1. DiskPartを起動

    diskpart

  2. ボリュームの一覧を表示

    DISKPART> list volume

  3. 対象とするボリュームを選択

    DISKPART> select volume [ボリュームの###]

  4. ファイルシステム情報を表示

    DISKPART> filesystem

フォルダーとファイル関連のコマンド

カレントディレクトリーを指定

Windows 10 (Pro 22H2 64bit)

コマンド プロンプトPowerShell

システムのPATHに登録されていない実行ファイルを使用する際などに利用します。

「cd」コマンドで、「作業対象とするフォルダーのパス」を指定して実行する。

cd [パス]


ディレクトリーに含まれるサブディレクトリーとファイルを表示

Windows 10 (Pro 22H2 64bit)

コマンド プロンプトPowerShell

カレントディレクトリーの内容を一覧で表示できます。
エクスプローラーでフォルダーを開くことと同様です。

dir


フォルダーの日時を変えずにコピー

Windows 10 (Pro 22H2 64bit)

コマンド プロンプト

フォルダーとファイルをコピーする際に、通常の方法ではコピーした日時が設定され、実際にコピー元のオリジナルを処理した日時から変更されるため、コピー先でも日時を維持したい場合の方法です。
進捗をグラフィカルに表示しないため、大容量や大量の場合は通常より早くコピーできる可能性があります。

「robocopy」コマンドで、「/e(空を含むサブディレクトリー)」と、「/dcopy:」に「t(規定はda(データと属性)、tはタイムスタンプ)」を指定して実行します。

robocopy [コピー元のパス] [コピー先のパス] /e /dcopy:t


フォルダーとファイルの日時を変更

Windows 10 (Pro 22H2 64bit)

PowerShell

ファイルの日時をきれいに揃えたいや、リリース日時にしたい、更新日時でのソート順が気になるなどの場合に変更できます。

「Set-ItemProperty」コマンドで、「対象のパス」と、「-Name」に「設定名」、「-Value」に「設定値」を指定して実行します。

作成日時

Set-ItemProperty [ファイルのパス] -Name CreationTime -Value ["yyyy/mm/dd hh:mm:ss"]

更新日時

Set-ItemProperty [ファイルのパス] -Name LastWriteTime -Value ["yyyy/mm/dd hh:mm:ss"]

アクセス日時

Set-ItemProperty [ファイルのパス] -Name LastAccessTime -Value ["yyyy/mm/dd hh:mm:ss"]

ネットワーク関連のコマンド

ネットワーク設定を表示

Windows 10 (Pro 22H2 64bit)

コマンド プロンプト

DHCPから与えられたIPアドレスなどの情報を確認できます。

「ipconfig」コマンドのみの実行で簡易情報が表示されます。
「ipconfig」コマンドで「/all」を指定して実行で詳細情報が表示されます。

ipconfig


通信相手の応答を確認

Windows 10 (Pro 22H2 64bit)

コマンド プロンプト

通信で問題がある際に、ハードの接続かソフトの設定か原因の特定などで利用します。

ping [IPアドレス | ホスト名]

ページトップ

inserted by FC2 system