画像制作ソフト
GIMP Tips

外出先からでもGIMPの使い方や小技を参照できるように作成した、自分用Tipsです。

全般

インストール

Mac OS X 10.6.8 + GIMP 2.8

課題

Mac OS X 10.6.8へGIMP 2.8をインストールして起動すると、「XQuartz 2.7.1 以降が必要」とのダイアログが出ます。

解決方法

案内されたサイトからXQuartzをダウンロード・インストールしMac OSを再起動すると、XQuartzがX11の代わりとして働きGIMPを起動できます。

GIMP 2.8.2以降はネイティブなため、XQuartzは不要です。


起動しない

Mac OS X 10.6.8 + GIMP 2.8.2

課題

GIMPはX11またはXQuartzなしで起動するネイティブアプリケーションになったものの、公式サイトで配布しているものは日本語フォントのAquaKana.ttcとの相性が悪いようです。

解決方法
  • 公式サイトで配布しているものは、App Language Chooserを使ってGIMPのみ英語で起動できるようです。(未確認)
  • GIMP on OS Xで配布しているものは起動します。

起動エラー

Windows 10 + GIMP 2.10

課題

プラグイン「separate_import.exe」・「separate.exe」・「icc_colorspace.exe」を使用していたGIMP 2.8をアンインストールし、GIMP 2.10をインストール・起動すると「アプリケーションエラー」で「アプリケーションを正しく起動できませんでした (0xc000007b)。[OK]をクリックしてアプリケーションを閉じてください。」と表示される。

解決方法
  • 「OKボタン」をクリックすると起動しますが毎回手間なため、C:\ユーザー\(ユーザー名)\AppData\Roaming\GIMP\2.10\plug-ins フォルダ内のエラーに対応するEXEファイルを削除する。

環境

Mac OS X 10.6.8 + XQuartz 2.7.2 + GIMP 2.8.0

課題

GIMPのUIが文字化けをしている、またはUIのフォントを変更したい。

解決方法

Gimp.appを右クリックして「パッケージの内容を表示」を選択、またはGimp.appの拡張子「.app」を削除してできるフォルダのContents/Resources/etc/gtk-2.0/gtkrcをテキストエディットなどで開き、先頭に下のような行を追加する。

style "user-font"{font_name = "Osaka 10"}
widget_class "*" style "user-font"


ICCプロファイル

GIMPはICCプロファイルを指定してカラーマネージメント(色の管理)ができます。

ICCプロファイルの場所
Mac OS X

HD/ライブラリ/ColorSync/Profile

Windows

C:\WINDOWS\system32\spool\drivers\color

使用方法
  1. メニュー > 編集 > 設定 を選択し、「GIMP の設定」を表示する。
  2. 「カラーマネジメント」でプロファイルを選択する。

カラーパレット

GIMPはInkscapeと同じ形式のGIMPカラーパレット(.gpl)を使うことができます。

使用方法

画像のサイズと解像度

GIMPで画像のサイズと解像度を連動しての変更と設定は 画像 > 印刷サイズで行う。
(Photoshopの イメージ > 画像解像度 で「画像の再サンプル」をオフで行う処理と同等。)

具体的な調整方法は、GIMPでの画像のサイズ・解像度の設定をご覧ください。


色の数値の表記

Windows 10 + GIMP 2.10.14

GIMPの メニュー > 色 > 明るさ-コントラスト または メニュー > 色 > レベル で表示されたダイアログで入力する数値を「0〜100」から「0〜255」にする。

  1. メニュー > 画像 > 精度 > 8bit 整数 を選択する。

RGBからCMYKへの変換

Windows XP + GIMP 2.8.10

GIMPでSeparate+プラグインを使ってCMYKに変換することができます。

  1. SourceForge.JP > Separate+からseparate+-0.5.8+lcms2_win32_bin.zipをダウンロードする。
  2. SETH'S BLOGからlibtiff3.zipをダウンロードする。
  3. 解凍してできたlibtiff3.dll・icc_colorspace.exe・separate.exe・separate_import.exeをGIMPのプラグインフォルダに入れる。
  4. Adobe > ICC profile downloads for WindowsからAdobeICCProfilesCS4Win_end-user.zipをダウンロードする。
  5. 解凍してできたJapanColor2001Coated.icc・JapanColor2001Uncoated.iccをC:\WINDOWS\system32\spool\drivers\colorに入れる。
  6. GIMPを起動し、画像を開く。
  7. 画像の必要なレイヤーを統合する。
  8. メニュー > 画像 > Separate > Separate (色分解) を選択し、表示されたダイアログで設定を行い、OKボタンをクリックする。
  9. メニュー > 画像 > Separate > Export (書き出し) を選択し、TIFF・JPEG・Photoshopのいずれかの形式で書き出す。

書き出したTIFFファイルは、メニュー > ファイル > 画像の生成 > From CMYK TIFF (CMYK TIFF画像から) で開くことができます。

Separate+の日本語化
  • SourceForge.JP > Separate+からseparate+-0.5.8.zipをダウンロードする。
  • 解凍してできたpoフォルダ内のja.gmoをgimp20-separate.moに変更し、C:\Program Files\GIMP\share\locale\ja\LC_MESSAGESに入れる。

ステンシルクロームが使えない

Windows 10 + GIMP 2.8.18

課題

GIMPの メニュー > フィルター > 装飾 > ステンシルクローム がグレーになって選択できない。

解決方法
  1. メニュー > 画像 > グレースケール を実行する。
  2. メニュー > レイヤー > 透明部分 > アルファチャンネルの削除 を実行する。
  3. メニュー > フィルター > 装飾 > ステンシルクローム を実行する。

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