画像制作ソフト
GIMPでの水面テクスチャの作成 A(プール)

GIMPを使っての流れのない範囲で揺れる浅いプールのような水面テクスチャの簡単な作り方・水面の描き方です。

  • GIMPのバージョンは、2.8.18。
  • サイズの単位は、ピクセル(px)。

GIMPでの水面テクスチャの作成 A(プール)

手順

新規画像の作成

メニュー > ファイル > 新しい画像 を選択し、幅 = 1200、高さ = 1200、水平解像度 = 72、垂直解像度 = 72、色空間 = グレースケール、塗りつぶし色 = 透明 で実行する。

模様 01の作成

GIMPでの水面テクスチャの作成 A-02
  1. 描画色を黒、背景色を白にする。
  2. 背景レイヤーを選択し、メニュー > フィルター > 下塗り > 雲 > ソリッドノイズ を選択し、乱数種 = 0、乱数化 = OFF、乱れ = OFF、詳細 = 1、タイル可能 = ON、Xサイズ =10、Yサイズ = 10 で実行する。
  3. メニュー > 画像 > 画像の統合 を実行する。
  4. メニュー > ファイル > 保存 を選択し、名前 = Texture-01.xcf でデスクトップなどの適当なところに保存する。

模様 01の調整

GIMPでの水面テクスチャの作成 A-03
  1. 背景レイヤーを選択し、メニュー > フィルター > 装飾 > ステンシルクローム を選択し、クローム彩度 = 0、クローム明度 = 0、クローム率 = 1.00、環境マップ = 保存したTexture-01.xcf、ハイライトバランス = 白、クロームバランス = 黒、白い部分をクローム化 = ON で実行する。
  2. Texture-01.xcf を閉じる。(ファイルを削除してもいいです。)
  3. 新たに作られたファイルで、メニュー > 画像 > 画像の統合 を実行する。
  4. 背景レイヤーの名前をTexture 01にする。

背景の作成

GIMPでの水面テクスチャの作成 A-04
  1. 描画色をR = 0, G = 0, B = 255に、背景色をR = 0, G = 255, B = 255にする。
  2. Texture 01レイヤーを非表示にする。
  3. メニュー > レイヤー > 新しいレイヤーの追加(Ctrl + Shift + N) を選択し、レイヤー名 = BG、幅 = 1200、高さ = 1200、レイヤー塗りつぶし方法 = 透明 で実行する。
  4. BGレイヤーを選択し、メニュー > レイヤー > 重なり > レイヤーを最背面へ を実行する。(Texture 01レイヤーの下に移動する。)
  5. BGレイヤーを描画色から背景色への上下方向のグラデーションで塗りつぶす。
  6. Texture 01レイヤーを表示し、モードをスクリーンに、不透明度を50.0にする。

模様 02の作成

GIMPでの水面テクスチャの作成 A-05
  1. 描画色を黒、背景色を白にする。
  2. Texture 01レイヤーを選択する。
  3. メニュー > レイヤー > 新しいレイヤーの追加(Ctrl + Shift + N) を選択し、レイヤー名 = Texture 02、幅 = 1200、高さ = 1200、レイヤー塗りつぶし方法 = 白 で実行する。
  4. ^p 12
  5. メニュー > レイヤー > 新しいレイヤーの追加(Ctrl + Shift + N) を選択し、レイヤー名 = Texture 02-02、幅 = 1200、高さ = 1200、レイヤー塗りつぶし方法 = 描画色 で実行する。
  6. Texture 02-02レイヤーを選択し、メニュー > フィルター > 変形 > モザイク画 を選択し、タイルの形状 = 八角形と四角形、タイルサイズ = 100.0、タイル高 = 1.0、タイル間隔 = 1.0、タイル均整度 = 0.75、光の方向 = 0.0、色の種類 = 0.00、なめらかに = ON、色の平均を取る = OFF、タイル分割を許可する = ON、へこんだ表現 = OFF、前景/背景 光源 = OFF で実行する。
  7. メニュー > レイヤー > 下のレイヤーと統合 を実行する。

模様 02の調整

GIMPでの水面テクスチャの作成 A-06
  1. Texture 02レイヤーを選択し、メニュー > フィルター > 変形 > 波紋 を選択し、オプション > なめらかに = ON、 > タイルメモリを保持する = OFF、周辺部 = 回り込み、向き = 水平、波の種類 = サイン波、波長 = 100、振幅 = 10、位相変位 = 0 で実行する。
  2. メニュー > フィルター > 変形 > 波紋 を選択し、オプション > なめらかに = ON、 > タイルメモリを保持する = OFF、周辺部 = 回り込み、向き = 垂直、波の種類 = サイン波、波長 = 100、振幅 = 10、位相変位 = 0 で実行する。
  3. メニュー > フィルター > 芸術的効果 > 柔らかい発光 を選択し、発光半径 = 1、明るさ = 1.00、明瞭度 = 1.00 で実行する。
  4. メニュー > フィルター > "柔らかい発光" の再適用(Ctrl + Shift + F) を実行する。
  5. メニュー > フィルター > ぼかし > ガウスぼかし を選択し、ぼかし半径 > 水平 = 10、ぼかし半径 > 垂直 = 10、ぼかしの種類 = RLE で実行する。
  6. Texture 02レイヤーのモードを加算に、不透明度を50.0にする。

模様 02-02の作成

GIMPでの水面テクスチャの作成 A-07
  1. Texture 02レイヤーを選択し、メニュー > レイヤー > レイヤーの複製(Ctrl + Shift + D) を実行し、Texture 02 コピーレイヤーの名前をTexture 02-02にする。
  2. Texture 02-02レイヤーを選択し、メニュー > レイヤー > 重なり > レイヤーを背面へ を実行する。(Texture 02レイヤーの下に移動する。)
  3. メニュー > フィルター > ぼかし > ガウスぼかし を選択し、ぼかし半径 > 水平 = 10、ぼかし半径 > 垂直 = 10、ぼかしの種類 = RLE で実行する。
  4. Texture 02-02レイヤーのモードを減算に、不透明度を25.0にする。
  5. Texture 02-02レイヤーを下方向に50移動する。

仕上

GIMPでの水面テクスチャの作成 A-07
  1. メニュー > 画像 > キャンバスサイズの変更 を選択し、キャンバスサイズ > 幅 = 1000、キャンバスサイズ > 高さ = 1000、オフセット > X = -100、オフセット > Y = -100、レイヤー > サイズ変更するレイヤー = すべてのレイヤー で実行する。
  2. メニュー > 画像 > 画像の統合 を実行する。
  3. 水面テクスチャの完成です。

(ツール > 変形ツール > 遠近法 を実行して、サイズ調整しました。)

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