画像制作ソフト
GIMPでの星空の作成

GIMPを使っての夜空に無数の星が輝くリアルな星空・宇宙の簡単な作り方です。
Inkacapeで作る星空と比べて、星のくっきり感は落ちますがもやっとした背景ができます。

  • GIMPのバージョンは、2.8.18。
  • サイズの単位は、ピクセル(px)。

GIMPでの星空の作成

手順

新規画像の作成

  1. メニュー > ファイル > 新しい画像 を選択し、幅 = 1920、高さ = 1920、水平解像度 = 72、垂直解像度 = 72、色空間 = RGBカラー、塗りつぶしの色 = 透明 で実行する。

背景の作成

GIMPでの星空の作成 02
  1. 描画色を黒(RGB = 0, 0, 0)、背景色を青(RGB = 0, 0, 128)にする。
  2. 背景レイヤーを上下方向のグラデーションで塗りつぶす。

星の作成

GIMPでの星空の作成 03
  1. 描画色を黒、背景色を白にする。
  2. メニュー > レイヤー > 新しいレイヤーの追加(Ctrl + Shift + N)を選択し、レイヤー名 = Star、幅 = 1920、高さ = 1920、レイヤーの塗りつぶし方法 = 透明 で実行する。
  3. Starレイヤーを選択し、メニュー > 編集 > 描画色で塗りつぶす(Ctrl+ ,)を実行する。
  4. メニュー > フィルター > ノイズ > HSVノイズ を選択し、保存度 = 8、色相 = 0、彩度 = 0、明度 = 255 で実行する。

星の明るさの調整 01

GIMPでの星空の作成 04
  1. メニュー > 色 > レベル を選択し、入力レベル > ガンマ(中央の1.00) = 0.50 で実行する。

星の大きさの調整

GIMPでの星空の作成 05
  1. メニュー > 画像 > キャンバスサイズ を選択し、キャンバスサイズ > 幅 = 960、キャンバスサイズ > 高さ = 960、オフセット > X = -480、オフセット > Y = -480、レイヤー > サイズ変更するレイヤー = すべてのレイヤー で実行する。
  2. メニュー > 画像 > 画像の拡大・縮小 を選択し、幅 = 1920、高さ = 1920、水平解像度 = 72、垂直解像度 = 72 で実行する。

星の明るさの調整 02

GIMPでの星空の作成 06
  1. メニュー > フィルター > 強調 > アンシャープマスク を選択し、半径 = 48、量 = 4.80、しきい値 = 48 で実行する。
  2. メニュー > 色 > レベル を選択し、入力レベル > 左の値(0) = 128 で実行する。
  3. Starレイヤーのモードをスクリーンにする。

模様の追加

GIMPでの星空の作成 07
  1. メニュー > レイヤー > 新しいレイヤーの追加(Ctrl + Shift + N)を選択し、レイヤー名 = Plasma、幅 = 1920、高さ = 1920、レイヤーの塗りつぶし方法 = 透明 で実行する。
  2. メニュー > フィルター > 下塗り > 雲 > プラズマ を選択し、乱数種 = 0、乱数化 = OFF、乱れ = 1.0 で実行する。
  3. メニュー > 色 > 脱色 を選択し、脱色の基準にする要素 = 明度 で実行する。
  4. Plasmaレイヤーのモードをオーバーレイにする。

左右方向にシームレスに並べて使用したいときは、プラズマのかわりに 雲 > ソリッドノイズ をタイル可能設定で実行します。(脱色は不要、リアル感は低下します。)

仕上

GIMPでの星空の作成 08
  1. 必要に応じて メニュー > 画像 > 画像の統合 を実行する。
  2. 星空の完成です。

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