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熊野古道 中辺路 大門坂は、和歌山県南部にある世界遺産=熊野古道の中辺路の一部です。 熊野三山のうちの二つ、新宮市にある熊野速玉大社と那智勝浦町にある熊野那智大社の間を結ぶルート内の那智勝浦町那智山内で熊野那智大社までの区間です。
熊野那智大社と那智山青岸渡寺に向かう県道46号沿いの左側にあるここが熊野古道大門坂の始まりです。 ここから坂道を上り、民家に沿った道を少し歩きます。 少し下ったに所には、大門坂を歩く人々のために整備されたと思われる駐車場とトイレ・休憩所があります。
那智山の霊場への入り口とされる振ヶ瀬橋(ふりがせばし)です。 辺りに多く見える深い緑色の中での朱色の橋は、今でも境界としての存在感があります。
大門坂茶屋では、平安衣装のレンタルを行っていて、その衣装を着て熊野古道を歩くことができます。
山林の中への入口には、樹齢約800年といわれる夫婦杉(めおとすぎ)が門のようにそびえています。 道はこの2本の大きな杉の間を通っています。 ここからは、昔の面影が現代まで残された本格的な石畳の道となります。
夫婦杉から少し歩くと右手に石碑があります。 ここは、九十九王子の最後の一社となる多富気王子(たふけおうじ)の跡地です。 起源や由緒などの詳しいことは、あまり知られていないようです。
県道の急カーブと接するところです。 「代表的な写真を1枚」という方は、ここから上るといいでしょう。
何百年もの歴史を感じる静かで力強い木々の中を進みます。 この見通しの良い石畳の道は、大門坂を象徴する場所です。
石畳の道を上りきると駐車場に出ます。 そこから参道を上ると熊野那智大社・那智山青岸渡寺に到着します。